6R・ドバイゴールデンシャヒーン(G1、ダート1200メートル)に出走したマテラスカイ(牡5=森)は2着。同レースの日本馬の最高着順を更新する好走を見せた。スタートは内のエックスワイジェットが抜群だったが、外枠のマテラスカイも好スタートを切って素早く2番手を確保。速いペースで飛ばすエックスワイジェットの半馬身後ろを追走する形で、4角から武豊の手は動いたものの、大きくバテることなくそのまま2着を確保した。武豊は笑みを浮かべてレースを振り返る。
「惜しかったですね。ここまできたら勝ちたかった。スピード負けはしないと思っていたけど、このメンバーで五分のレースができました。日本人ジョッキーとして意地を見せたかったのでこのレースに懸ける思いは強かったです」
管理する森師も納得の表情。「仕上がっていたし、手応えも良かった。(勝ち馬と)枠が逆だったら。11月にはブリーダーズカップ(スプリント)に行こうと考えています」と秋の米国遠征プランを明かした。