【隠れ話 こぼれ話】天皇賞・春の内容次第で、凱旋門賞(10月6日、パリロンシャン)挑戦も視野に入れているフィエールマン。すでに登録は済ませており、手塚師は「秋に向けて希望が持てるレースになれば。(凱旋門賞の)適性は十分に備えていると思っているので」と前向きだ。
フィエールマンの母リュヌドールは、ルメールと同じフランス生まれ。フランス、イタリアで芝2000~2500メートルの重賞を4勝し、その名を欧州で広めた。ルメールも「凄くいい馬。スタミナが凄くあったよ。フィエールマンは(父の)ディープインパクトのスピード、リュヌドールのスタミナを持っている。2頭はナイスカップルだね」と欧州適性に期待する。
今年の凱旋門賞は皐月賞馬サートゥルナーリアがダービーの結果次第で参戦の可能性がある。こちらもルメールのお手馬。果たして、フランスの名手は凱旋門賞をどの馬で走っているのだろうか。