【NHKマイルC】イベリス“もう一丁”脇役が波乱演出へ!
2019年05月03日 05:30
競馬
3歳時のカンパニーの主戦を務めた元ジョッキー。12年2月に引退後は攻め専として角田師の右腕となっている。イベリスの半姉で重賞5勝を挙げたベルカントの調教にも携わり、ドバイ遠征に帯同。生まれ持った硬さゆえに冬が苦手、追い切りでは常に折り合いを欠くなど、いろいろと頭を悩まされた姉に対し、妹は扱いやすいと明かす。
「見た感じでは硬いと思っていたけど、乗ると柔らかいんです。乗った感じは似ていませんね。トモに肉が付けばもっと良くなると思うけど、いいモノを持っていますよ」
アーリントンCを逃げ切っての参戦。とはいえ、当時は12番人気でマークが緩く、ペースも楽だった。今回も脇役になりそうだが、柴原助手は“もう一丁”を夢見ている。
「確かにすんなり行けたけど、2着と3着は追い込み馬でしたからね。どこからでも来られる展開を押し切ったのだから、結果的に力上位だったかなと。今回も頑張ってほしいです」
姉は国内G1に5回挑戦。2番人気と3番人気に支持されたこともあったが、14年スプリンターズSの5着が最高着順だった。「得意の夏にG1があれば…と思いましたね」。その悔しさを妹で晴らしたい。