【エプソムC】レイエンダがソウルが、復活へ雨季ウキ!
2019年06月05日 05:30
競馬
「レイエンダは前走(メイS)時、返し馬から硬い馬場を気にして突っ張って走っていました」。坂路調教スタンドでこう切りだした津曲助手。その傍らにあるテレビには予想天気図が映し出されている。今週末には梅雨前線が北上して本州に接近。平年(6月8日頃)通りの梅雨入りになる見通しだ。レイエンダにとっては恵みの雨。前走のように猫にならなくて済むソフトな馬場が待っている。道悪に対応できる産駒が多いことから通称“雨のキンカメ”。「前走は直線で何度か(他馬に)内から張られてバランスを崩す不利も重なった。伸びかけたところだっただけに痛かった」。同助手はダービー馬レイデオロの半弟にふさわしい巻き返しを期している。
一方のソウルスターリングにとってはオークス馬復活を懸けた一戦。「ヴィクトリアマイルは休み明けでも道中我慢が利いていたし、直線では伸びかけていた。使った後も落ち着いているのが何より」。レコード決着に向かないフランケル産駒だけに、こちらも恵みの雨になる。藤沢和勢の2頭出し。梅雨空にきらめく一等星はどっち?