禁止薬物騒動 競走除外156頭中45頭出走、23日は65頭予定

2019年06月23日 05:30

競馬

 22日の中央競馬には、先週の禁止薬物騒動で競走除外となった156頭のうち45頭が出走(東京6、阪神17、函館22頭)。函館では8Rメイショウテンダン、9Rフォレブルートが白星を挙げた。メイショウテンダンの南井師は、同じく除外となったサトノクライムと2頭出し。「除外で同じレースを使わざるを得なかった。滞在で輸送後の除外ではないから影響はなかった。1頭勝ってよかったが、今後の馬の入れ替えは大変」と課題を口にした。また阪神9Rではゼセルが勝った。
 23日は65頭(東京13、阪神28、函館24頭)が出走予定。無事出走なら除外馬に付与された次走優先出走権を110頭が消化することになる。残る46頭の優先出走権は8月11日まで延長されることが既に発表済み。除外となった競走と同じ種別(平地、障害)の自己条件の競走に限り優先出走が可能となる。

 ≪売り上げ3場ともに増加≫多数の除外馬が出た15日の出走頭数は3場合計で398頭にとどまったが、22日は同496頭(1頭取り消し)。全頭検査の結果が出て通常通りの出走投票が行われた今週は、先週と比べて大幅に出走頭数が増え、売り上げも3場ともに増加した。

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