【札幌記念】福永 父ディープ母父キンカメに誓うワグで「1つでもタイトルを」
2019年08月15日 05:30
競馬
「ある程度、栗東で負荷をかけているので1Fだけ(脚を)伸ばしてくれとの指示。半マイルからピッチを上げた。ハミに頼って力みながら走るところがあったが(今回は)リラックスして走っていた。単走ということもあったのかもしれない」
――陣営は馬に落ち着きが出るような調教を重ねてきたと言っていた。
「ずっとリラックスしているが、“し過ぎて”もいない。そこが凄くいい。以前はパドックでイレ込むこともあったが大丈夫でしょう。今回はスクーリングもしているしね」
――3着だった大阪杯(3月31日)以来のレースとなる。成長したと感じる部分は?
「緩い馬ではなくて最初から走れていたので、そこはよく分からない。ただ、間隔が空いているという感じはしない。馬ができている」
――父ディープインパクト、母の父キングカメハメハが立て続けに世を去った。良血を継ぐワグネリアンに懸かる期待は大きい。
「元々、(ディープに似て)弾力があっていい筋肉だけど、骨格はキンカメ。年齢を重ねて、だんだんとキンカメっぽくなっている気もする。ゆくゆくはそういう道(種牡馬)に進んでほしいが、今は少しでも競走馬として実績を積み重ねる時期。1つでもタイトルを獲得したい」
――週末は雨の予報も。
「洋芝は大丈夫だろうけど、あまりひどい馬場にはならない方がいい。年に少ししかない開催だし、せっかくならいい馬場でやりたいですね」