【菊花賞】(2)デイジー福の内 ルメールも後押し
2019年10月18日 05:30
競馬
陣営は3冠最終戦で新たにルメールを鞍上に配し勝負に出た。菊花賞連覇に挑む名手は追い切り騎乗後に「前走と前々走は後ろの位置だったが、できればもう少し前のポジションを取りたい。でも、長距離戦はリラックスさせて冷静に走らせることが大事。スタートから押して行きたくない」。レースのイメージを膨らませており、自然な形で好位置を取りやすい1枠は文句なしの絶好枠といえるだろう。
デイジー自身も最後の勝利となっている昨年11月の東スポ杯2歳Sが同じ1枠2番。まさに“吉兆枠”だ。高木師は「(最終追い切りでも)リズム良く走れていたし精神面に成長を感じる。レースでも前に馬を置けば折り合えると思う。スタミナはある馬だから」と淀の3000メートル攻略に自信を見せる。弥生賞で1番人気に支持されたスケールの大きさを持ちながら、春は皐月賞17着、ダービー5着と結果を残せなかった。雪辱へ。逆襲のデイジーが菊の大輪を咲かせる。