「第39回ジャパンC」(24日、東京)の1週前追い切りが行われ、5頭出しで挑む友道厩舎は、そのうち3頭がポリトラック併せ馬で火花を散らした。先行するマカヒキ(牡6)に藤岡康(レースは武豊)、続いてシュヴァルグラン(牡7)にスミヨン、最後方のエタリオウ(牡4)には横山典が騎乗。直線は外に行ったマカヒキが楽な手応えでリードを保ち、最内エタリオウが首差まで迫った。真ん中に入ったシュヴァルはスミヨンが追うも半馬身遅れでフィニッシュした。
エタリオウの横山典は「こないだはモサモサしていたけど、ブリンカーを深くしてもらったし元気だったよ」と上昇ぶりを口にする。シュヴァルに初めてまたがったスミヨンは「乗りやすくてコントロールしやすい。最後も脚は使っていたよ」と感触をつかんだ。マカヒキについては友道師が「相変わらず動きますね。2400メートルに距離が延びるのはいい」とコメント。厩舎の残り2頭、ワグネリアンとユーキャンスマイルは14日に1週前追い切りを予定している。