田中克助手 5度目挑戦で合格「多くの方の支えに感謝」

2019年12月06日 05:30

競馬

田中克助手 5度目挑戦で合格「多くの方の支えに感謝」
調教師への意気込みを語る田中克 Photo By 提供写真
 【新規調教師免許試験合格者発表 】 7年間の騎手生活で41勝、12年に引退した田中克典助手(32=西園)は5度目の挑戦で合格。「信頼してもらえる調教師に。チームワークを大事にしたい」と語った。「助手に転身してすぐに西園先生から“調教師を目指せ。勉強しなさい”と励まされた。多くの方に支えてもらって感謝の気持ちでいっぱい」と話した。
 ◆田中 克典(たなか・かつのり)1987年(昭62)8月12日生まれ、福岡県出身の32歳。06年騎手デビュー。JRA通算1507戦41勝。

 ▼杉山佳明助手 馬から学び、人から教えてもらい、自分自身の調教、厩舎づくりをしたいという思いが芽生えてきた。ダービーはドラマのあるレース。牡馬、牝馬を問わずトライしたい。
 ◆杉山 佳明(すぎやま・よしあき)1983年(昭58)12月17日生まれ、兵庫県出身の35歳。10年から栗東・庄野、沖、上村厩舎で調教助手。

 ▼茶木太樹助手 池添兼先生の姿を見て調教師を目指したいと思った。先生から“本当に頑張った。良かったな”という言葉を聞いて泣いてしまった。阪神競馬場によく行かせてもらったので思い入れのあるレースは桜花賞。
 ◆茶木 太樹(ちゃき・たいき)1983年(昭58)10月1日生まれ、兵庫県出身の36歳。08年から栗東・池添兼厩舎で調教助手。

 ▼辻野泰之助手 ホッとした。(所属する)角居先生が再来年(21年)で引退されるが、先生の意思でもある海外への挑戦を忘れないようにチャレンジしていきたい。
 ◆辻野 泰之(つじの・やすゆき)1981年(昭56)8月29日生まれ、大阪府出身の38歳。06年から栗東・角居厩舎で調教助手。

 ▼鈴木慎太郎助手 3つの厩舎に所属し、それぞれに素晴らしい特色があった。それらを融合し、ホースファーストな調教師を目指したい。以前、自分の担当馬(アポロソニック)がダービー3着だったのでダービーを勝ちたい。
 ◆鈴木 慎太郎(すずき・しんたろう)1978年(昭53)12月19日生まれ、愛知県出身の40歳。03年から美浦・小西、加藤征、堀井厩舎で厩務員、調教助手。

 ▼伊坂重信助手 チームワーク、和を大事にする厩舎にしたい。担当馬では(G12勝)マリアライトが印象に残っているが一頭一頭が自分の礎になってくれた。一つ一つのレースに全力を尽くし、競馬を盛り上げたい。
 ◆伊坂 重信(いさか・しげのぶ)1977年(昭52)1月1日生まれ、北海道出身の42歳。03年から美浦・中尾、伊藤正、久保田、大和田厩舎で厩務員、調教助手。

 ▼辻哲英助手 それぞれの師匠から学んだことを生かし「ワン・チーム」で結果を出せる厩舎にしたい。ダービーを勝ちたいが、そこに行く前にある目の前のレースを大事にしたい。
 ◆辻 哲英(つじ・てつひで)1980年(昭55)3月6日生まれ、千葉県出身の39歳。08年から美浦・加藤和、池上昌弘、大和田、戸田厩舎で厩務員、調教助手。

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