【香港マイル】ペルシアン復活へ加速 マーフィーが池江師初V導く
2019年12月06日 05:30
競馬
昨年が5着。前走・マイルCSは上がり33秒7と長くいい脚を使って3着。17年マイルCS以降、白星から遠ざかっているが、復活の道筋は見えている。「前走はこの馬らしい、いい走りだった。マーフィーも手探りの部分があったと思うが今回は2度目。いいんじゃないかな」
指揮官は香港でも有名だ。公式ガイドでは、ゆかりの馬として、調教助手として携わった01年香港ヴァーズ・ステイゴールドが紹介されていた。「彼は香港で引退レースを勝った。ここに来るたびに、あの時のことを思い出す。調教師になってからも香港には来ているが、まだ勝っていない。調教師として、そろそろ獲りたい」。11年にトレイルブレイザーで初めて香港に管理馬を送り出した。昨年のペルシアンナイトまで延べ7頭。まだ勝利はない。
栄光に向けて事前準備は抜かりない。すでに芝コースを歩いた。「暖かかった去年より硬い感じ。この馬向きだね」。ゲートは6番に決まった。「内過ぎず外過ぎず。ちょうどいい」
マーフィーは「いいポジションを取れればチャンス。マッスルホース。本当にいい馬」とほれ込む。若き英国の天才に厩舎の悲願を託す。
▼インディチャンプ(生野助手)どこでもいいと思っていたが、いい枠を引けて良かった。香港到着当初はイレ込みもあったが次第に落ち着いてきた。
▼アドマイヤマーズ(友道師)少頭数でそれほど差はないが、その中でも真ん中を引けたので良かった。全ての日本馬が活躍してほしいがその中でマーズが一番になれれば。