フランスの“美しすぎる騎手”ミシェル 女性ジョッキーの祭典に緊急参戦!
2020年01月26日 05:30
競馬
南関東デビューとなる27日は川崎で5鞍の騎乗が決まった。重量は重賞、準重賞、特に指定されたレースを除き2キロ減。自ら模様と色を決めた勝負服(胴水・胴白鋸歯=きょし=形・袖赤)にも初めて袖を通した。「鋸歯形は日本のみの模様で日本的だと思った。日本初V(スワーヴアラミス)の時も鋸歯形の勝負服だったから。色はトリコロール。日本にもフランスにもゆかりのあるものにした。フランスは馬主服のみなので自分で選んだ勝負服でレースするのは楽しみ」と語った。
自らの強みを「若いながらも、いろいろな競馬場を経験してきた。コースへの対応力はあるつもり。メンタルも強いと思う。最後の直線での接戦が好き。日本でも楽しみにしている」と語ったミシェル。可愛いだけでなく、たくましさもアピールした。
◆ミカエル・ミシェル 1995年7月15日生まれ、フランス南東部イエール出身の24歳。10歳で近所の乗馬クラブに通い始め、マルセイユの競馬学校へ。14年騎手免許取得。同年3月にデビューし、9月に初勝利。18年に頭角を現し、女性騎手減量制度を追い風に72勝で仏リーディング12位に。19年8月に初来日。ワールドオールスタージョッキーズ第3戦(8月25日、札幌)をスワーヴアラミスで勝ち、日本初勝利。同大会3位に。フランスでは通算1446戦114勝(22日現在)。