平昌五輪モーグル銅メダリストの原大智(23=宮城)が16日、いわき平競輪2日目1Rで初勝利を挙げた。
2センターで4番手からカマし、Hで先頭。そのまま力強く逃げ切った。5、6月のルーキーシリーズも含め13走目での初白星。「よかった…。やっとです。自分がやろうと思っていた展開だった」とホッとした表情。「緊張のせいか、練習と違って脚が最後まで持たない。実戦に慣れていくしかない」と課題を挙げつつも「他の競技との両立は無理ではないと証明したい。自分の後の人にも道が開かれることになる。(22年北京冬季五輪まで)二刀流を成功させたい」と力強く語った。