【キーンランドC】ショウナンアンセム、ブリンカーで復活へ
2020年08月26日 05:30
競馬
今週の札幌メインはサマースプリントシリーズ第5戦「第15回キーンランドC」（30日）。昨年の高松宮記念3着馬ショウナンアンセムが復活を期す。昨夏に屈腱炎を発症し1年休養。復帰後は3戦連続で2桁着順が続いているが、陣営に諦めムードは全くない。稲葉助手は「1年のブランクはやはり大きかった。でも、競馬を使うことで体を取り戻して、心臓の音も全盛期のものが戻ってきました。“あの馬は終わった”と思われているでしょうから、ここで何とか穴をあけたいですね」。愛馬をブラッシングする手に自然と力がこもる。
復活へ、今回は初めてブリンカーを着用する予定。「神経質な馬で、気持ちにそぐわないことがあると走るのをやめてしまう。気分良く走れれば、ポテンシャルは高いので」と期待する。先週の北九州記念では同じく初ブリンカーのレッドアンシェルが復活V。北の大地のスプリント戦でも、実績馬が華麗によみがえる可能性は十分にある。
