【船橋・日本テレビ盃】注目馬ピックアップ編
2020年09月28日 05:30
競馬
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「現状では左回りの方が良さそう。右回りはどうしても3~4角でモサモサしてしまう。前走のエルムSは(メンバーで唯一の)58キロを背負って3着なら頑張っている」と高木師。同厩舎でG13勝を挙げたサウンドトゥルー(現在は船橋所属)の弟。偉大な兄は15年の日本テレビ盃で重賞初Vを飾った。兄弟制覇なるか注目だ。
美浦からはデルマルーヴル(牡4=戸田)も参戦。19年G1ジャパンダートダービー(JDD)以来2度目の戸崎騎乗で臨む。今夏は盛岡G3マーキュリーCでマスターフェンサーから0秒2差の2着。斎藤助手は「前走は勝ち馬にうまく乗られたが、この馬自身はいい競馬をしていた。環境変化への対応力が高く、どんな競馬場でも結果を出してくれる。強いメンバー相手にも善戦しているので勝ってもおかしくないと思う」と期待を寄せた。
そして栗東から今年のJDD馬ダノンファラオ(牡3=矢作)が遠征。昨年はクリソベリルがJDDから直行で古馬を撃破した。「体調はいい。ここを勝たないとJBCクラシックには出られないでしょうし、何とかしたい一戦」と久保助手。
今年に入って5戦4勝のロードブレス(牡4=奥村豊)はリステッド競走BSN賞を制しての重賞初挑戦。侮れない存在だ。地方勢では前走マイルグランプリで復活Vを果たした19年羽田盃馬ミューチャリー(牡4=船橋・矢野)が筆頭か。(特別取材班)