【鈴木康弘「達眼」馬体診断 】
キセキの変化はダノンプレミアムのように細かく観察しなくても一目瞭然。宝塚記念時に着けていた両前肢の湿布を外しています。当時は肢巻きの上にのぞく白い湿布薬が痛々しく映りましたが、回復したため冷やす必要がなくなったのでしょう。腱がしっかり浮き出た健康な脚です。
首を自然に伸ばした立ち姿も素晴らしい。トモがしっかりしてきたため宝塚記念時よりも姿勢が良くなった。毛ヅヤも抜群。大型馬でも肋がぱらりと浮いて良く仕上がっています。何が不快なのか、鼻をとがらせているのが気になりますが、湿布を外した体には非の打ちどころがありません。