【京王杯2歳S】モントライゼ 父譲りの快速で重賞初V!ルメール高評価「トップレベルに行ける」
2020年11月08日 05:30
競馬
初コンビのルメールは最終追いで騎乗して、かなりの感触をつかんでいた。「調教で凄くいい感じだった。勝つ自信はありました。いいスタートで、いいポジションが取れた。1~2角でも我慢できたし、スピードもたくさんあると思います」と笑顔。同レース最多4勝目となった鞍上はダイワメジャーにも騎乗経験(05年マイルCS=2着)があり、「メジャーの子らしくムキムキ。速いペースが維持できます。坂のある府中の1400メートルをこなせたから、距離はもうちょっと長くてもいける。トップレベルに行ける馬」と高評価を下した。
プラス14キロでの出走に松永幹師は「ちょっと余裕があったので心配でしたが、うまく脚がたまった。上手に乗ってくれました。マイルくらいまでは大丈夫だと思う。次は暮れのレースになると思うけど、オーナーと相談して決めたい」と話した。次走は朝日杯FS(12月20日、阪神)が有力だ。
◆モントライゼ 父ダイワメジャー 母ムーングロウ(母の父ネイエフ)18年4月4日生まれ 牡2歳 栗東・松永幹厩舎所属 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績4戦2勝(重賞初勝利) 総獲得賞金5864万6000円。馬名の由来は月旅行(ドイツ語)、母名から連想。