史上初の芝G1・8冠馬アーモンドアイ(牝5=国枝)が18日午後、ラストランとなるジャパンCに向けて美浦トレセンへ帰厩した。落ち着いた脚取りで慣れ親しんだ厩舎へ。出迎えた国枝師は「無事に入ってきたね。馬体はちょうど良い格好。放牧先(ノーザンファーム天栄)でも乗っているから緩んでいない。状態はいいと思う」と笑顔を見せた。
偉業達成の天皇賞・秋から中3週での参戦。レース11日前の入厩となったが、指揮官は「馬体の張り、目の輝き、トータルで見てダメージは残ってなさそうだから(出走の)判断をした。テンションの部分も大丈夫」と万全をアピール。20日、レース当週の水曜(25日)にルメールが追い切りに騎乗して、後輩3冠馬との一大決戦に備える予定だ。