【立川開設記念】平原、21年記念V一番乗り!5番手から捲り「いいスタート切れました」
2021年01月08日 05:30
競輪
打鐘前に鈴木庸が接触による車体故障(前輪破損)で失速。打鐘で郡司―内藤が仕掛けると近藤は遅れて清水が3番手確保。立て直した平原は桑原の後ろに入る。平原が最終B前5番手から捲ると内藤がけん制するが平原は踏み勝って直線伸びる。鈴木竜は清水のけん制も受け、桑原が2着。
平原は「(鈴木庸の車体故障で)すぐに気持ちを切り替えた。後ろには地元の(鈴木)竜士がいたし、連日自力で戦っていたので踏んだ。内藤さんを乗り越えるのがきつかったが何とか行けた」と鈴木庸の番手戦から一瞬の判断で自力に転じたレースを振り返った。
「今年はいいスタートが切れました。G1を勝ってグランプリに出るという目標に向かって一戦一戦頑張っていくだけです」。グランプリから新年初戦の立川記念、そして大宮記念(14~17日)が“関東のエース”のローテーション。地元記念に向けて弾みをつける新年初戦の優勝劇だった。
【次走】優勝の平原康多は大宮記念(14~17日)、2着の桑原大志は小倉F1(20~22日)、3着の鈴木竜士は伊東F1(17~19日)。