【シンザン記念】レゾンドゥスリール、ラスト1F12秒3の爆発力!須貝厩舎からまたクラシック候補
2021年01月08日 05:30
競馬
「動きはいいんじゃないかな。(遅れたが)相手も走る馬やからね。最後も無理せずという形だったけど、ラスト(1F12秒3)はいい時計が出たもんね」
11月の新馬戦はラスト3Fのレースラップが11秒1→10秒8→11秒8の流れを楽々と差し切った。自身の上がり3Fはメンバー最速の33秒4。指揮官は「瞬発力もあったし強かった。やっぱり、いい馬場で走らせたい。芝に行ったら切れるからね」と非凡な末脚を評価する。
ゴールドシップ、ジャスタウェイなど数々のスターホースを育て上げた須貝厩舎は現3歳世代で厩舎別トップの14勝をマーク。阪神JFで白毛馬初となるG1制覇を飾ったソダシ、朝日杯FS2着ステラヴェローチェなど10頭が勝ち上がっている。12年の阪神JFを制したローブティサージュを母に持ち、ハイレベルな僚馬とも遜色ない良血。師は「お母さんもうちにいた馬だし、血統的にも頑張ってほしいね」と期待を寄せた。
過去10年、初勝利直後にシンザン記念を勝った馬は3頭。12年ジェンティルドンナ、18年アーモンドアイは3冠牝馬に輝いた。連勝でクラシックの登竜門を突破すれば夢は広がる。「初戦でああいう競馬ができたし、初の中京も問題ないと思う。次につながる競馬をしてほしいね」と締めくくった。好調厩舎から新たなスターホース候補が誕生するか注目だ。