18年NHKマイルCを制したケイアイノーテック(牡6=平田)の豪州移籍が決まった。年明けの前走スポニチ賞京都金杯15着後は放牧へ。9日から検疫に入り、15日に出国する。NHKマイルC後は17戦したが、最高着順は昨年10月富士Sの3着。心機一転、新天地で再スタートする。
母ケイアイガーベラ(11年カペラS勝ち)の初子で1歳上の全兄フィアースインパクトは英国デビューで芽が出ず豪州移籍後に19年トゥーラクハンデ、カンタラS、20年マカイビーディーヴァSとG1を3勝。兄の後を追って南半球に渡る。平田師は「新天地を求めて豪州へ。国内でもう1つ勝ちたかったけど、よく頑張ってくれました。アニキが向こうで勝っているし、大事にされる血統だと思う」とエールを送った。