【からつ・G1全日本王者決定戦】池田、鮮やか捲り差しV!大外選択ズバリ
2021年01月28日 05:30
ボートレース
「展示から繁輝(古賀)がカドに引きたそうだったし、伸びも良さそうだった。繁輝がカドの5コースなら、6コースでもいいかなと」。地元で気合が入る古賀の捲り攻勢を読んだ策士ならではの大外選択だった。「1マークはズバッとと思い描いた展開」になったとはいえ、チャンスを逃さなかった池田の“捲り差し”は、観戦中の選手からも「うまい!」と声が上がるほどの素晴らしいターンだった。「重いけどグリップして押してくれる感じがあった」。節間を通して目立つ足ではなかったが、持ち前のテクニックを存分に発揮できる操作性に優れた仕上がりを味方に勝ち取った12回目のG1制覇だった。