【からつ・G1全日本王者決定戦】池田、鮮やか捲り差しV!大外選択ズバリ

2021年01月28日 05:30

ボートレース

【からつ・G1全日本王者決定戦】池田、鮮やか捲り差しV!大外選択ズバリ
からつ67周年記念を制して優勝トロフィーを手にする池田浩二 Photo By スポニチ
 ボートレースからつの開設67周年記念「G1全日本王者決定戦」は27日、第12Rで優勝戦が行われ、5号艇の池田浩二(42=愛知)が6コースから見事な捲り差しで制した。2着には山田康二、3着は古賀繁輝が入線。3連単は2万7680円と波乱の決着だった。
 強めの追い風が吹き荒れた頂上決戦。最大の注目だった進入は松井が動き、古賀がカド奪取の1246・35となった。スリットは古賀がコンマ10のトップスタートから一気に内を締め込んで捲りが決まったと思われた瞬間、池田が電光石火の捲り差しで突き抜けた。

 「展示から繁輝(古賀)がカドに引きたそうだったし、伸びも良さそうだった。繁輝がカドの5コースなら、6コースでもいいかなと」。地元で気合が入る古賀の捲り攻勢を読んだ策士ならではの大外選択だった。「1マークはズバッとと思い描いた展開」になったとはいえ、チャンスを逃さなかった池田の“捲り差し”は、観戦中の選手からも「うまい!」と声が上がるほどの素晴らしいターンだった。「重いけどグリップして押してくれる感じがあった」。節間を通して目立つ足ではなかったが、持ち前のテクニックを存分に発揮できる操作性に優れた仕上がりを味方に勝ち取った12回目のG1制覇だった。

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