【フェブラリーS】サンライズノヴァ雪辱へ!ゴールドアリュール産駒&大型差し馬で軸に浮上

2021年02月16日 05:30

競馬

【フェブラリーS】サンライズノヴァ雪辱へ!ゴールドアリュール産駒&大型差し馬で軸に浮上
フェブラリーSに出走するサンライズノヴァ Photo By スポニチ
 「G1データMAX」では王者不在の混戦を過去10年にわたって徹底分析だ。
 同じ東京コースの根岸Sの結果が直結する。特に16年以降の近5年は同レース組が3勝、2着1回、3着2回と圧倒的。勝ち馬は全て根岸Sからの連勝だった。東海Sは13年からフェブラリーSのステップレースとなり、すでに3頭の勝ち馬を出している。こちらも全て東海S→本番と連勝だった。勢い十分にG1初挑戦に臨むレッドルゼルとオーヴェルニュは追い風。

 巻き返すならG1からの直行組。チャンピオンズC(前身のジャパンCダート含む)大敗からの逆襲は15年ベストウォーリア(11着→3着)、17年ゴールドドリーム(12着→1着)と近10年で2例ある。ともに東京ダートマイルで重賞V経験があった。

 冬のダートはパワー勝負。当日の馬体重が500キロ以下だった馬は【2・3・2・58】と振るわない。単勝回収率20%、複勝回収率29%では狙えない。大型馬の中でも520キロ以上が【5・3・4・38】と強い。単勝回収率は驚異の582%。前走の馬体重が520キロ以上だったのはアルクトス、インティ、サクセスエナジー、サンライズノヴァ、ワンダーリーデルの5頭。

 パワー比べで差し馬が台頭しやすい。上がり3F6位以下は【0・1・0・98】と壊滅。末脚を使えないと厳しい。11年トランセンド、19年インティと逃げ馬が2勝も、2頭以外は全て2桁着順に沈んでいる。先行押し切りは至難。よっぽどの力差と充実度が求められる。

 G1戦線を席巻する生産界の巨艦ノーザンファームが【1・2・0・15】と苦戦。社台ファームが【2・1・2・13】と中心で、今年はエアスピネルとレッドルゼルを送り出す。同じくトップタイ2勝のヤナガワ牧場からサンライズノヴァ。また、ダート競馬の本場・米国産馬は【3・1・1・13】と結果を残しており、エアアルマス、カフェファラオの巻き返しも警戒。

 種牡馬別では03年覇者ゴールドアリュールが覇権。近10年で産駒が馬券に絡まなかったのは11、16年の2回のみ。【3・4・1・12】で単勝回収率1396%、複勝回収率267%なら迷わず軸にしたくなる。

 ゴールドアリュール産駒の大型差し馬サンライズノヴァが昨年3着の雪辱を果たす。同コースでの重賞3勝の実績は王者不在の今年なら胸を張れる。前哨戦の勝ち馬2頭は前走馬体重が500キロ以下な点が気がかりで次点に評価を下げた。減点材料が少ないカフェファラオも争覇圏内。(データ班)

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