【フラワーC】宮田師 レーヴドゥラプレリと桜花賞へ!開業2年目で最初の“夢”かなえるゾ

2021年03月16日 05:30

競馬

【フラワーC】宮田師 レーヴドゥラプレリと桜花賞へ!開業2年目で最初の“夢”かなえるゾ
<フラワーC>桜花賞への挑戦権を狙うレーヴドゥラプレリ Photo By スポニチ
 【注目の3歳馬紹介「Road to Classic」 】 夢と活気に満ちた厩舎。その一角の馬房から姿を見せた鹿毛の良血牝馬に、宮田師の視線が向く。「少しずつステップアップしてこられた。重賞でもやれるんじゃないか、と思っています」。ちょうど1年前に開業したばかり、新進気鋭の指揮官が強く期待するのは、フラワーC出走予定のレーヴドゥラプレリ。フランス語で「夢」を意味する“レーヴ”を冠する名血の一族だ。
 母レーヴデトワールは桜花賞5着。その兄弟もほとんどがクラシックに駒を進めた。血統背景から注目を浴びたデビュー戦では大敗を喫した同馬だが、2戦目はアカイトリノムスメと接戦の2着。3戦目で待望の初勝利を挙げた。「ようやく体力が追いついてきた。じっくり間隔を空けて、今回はさらに成長の上積みがあるはず」と潜在能力の底がまだ見えていない。

 次週の毎日杯に、ダービーの有力候補と目されるグレートマジシャンが控える宮田厩舎。グレード制導入以降では最速タイとなる開業2年目での3歳クラシック制覇へ、まずは牝馬路線の挑戦権をつかみ取る。

 《祖母は仏G1馬》祖母レーヴドスカーは仏G1馬で、00年ジャパンC(7着)を最後に繁殖入り。毎年のように活躍馬を出した伝説的な繁殖牝馬として知られる。ドゥラプレリの母以外に、レーヴディソール(10年阪神JF)、アプレザンレーヴ(09年青葉賞)、レーヴミストラル(15年青葉賞)、レーヴダムール(07年阪神JF2着)などをターフに送り出した。

 ▽フラワーC 87年に設立された3歳牝馬重賞。桜花賞だけでなく、オークスへ向けて重要な一戦と位置づけられる。09年から外国馬も出走可能となった。過去の勝ち馬には、93年ホクトベガ、97年シーキングザパール、02年スマイルトゥモロー、04年ダンスインザムード、05年シーザリオ、06年キストゥヘヴン、08年ブラックエンブレムなど、のちのG1馬が名を連ねる。

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