【桜花賞】好相性ディープ産駒&クイーンC覇者アカイトリノムスメ 4連勝でいざ桜獲り
2021年04月06日 05:30
競馬
<キャリア>昨年は新馬戦→エルフィンSを連勝して挑んだデアリングタクトが史上初となるキャリア2戦で勝利を飾ったが、これはレアケース。基本的にはキャリア3戦【4・4・1・17】、4戦【3・4・6・31】が中心となる。それ以上は成績がグッと低下し5戦は【1・1・2・42】、6戦は【1・1・1・28】。7戦以上は【0・0・0・26】と好走歴がない。
<血統>阪神芝マイルはディープインパクト産駒の庭。11年覇者のマルセリーナから同産駒は4年連続V。12&13年はワンツーフィニッシュを決めた。過去10年は【5・4・2・28】で、もちろん種牡馬別で最多勝利数。昨年は9番人気のスマイルカナが3着に激走した。今年はアカイトリノムスメ、エンスージアズム、サトノレイナスの3頭。参考データは少ないが、キングカメハメハ産駒にも注目したい。4頭が出走して15年レッツゴードンキ1着(5番人気)、16年アットザシーサイド3着(6番人気)。同産駒はアールドヴィーヴル、ククナの2頭だが、後者を推す。母クルミナルは15年桜花賞の2着馬。初の当地参戦もコース適性はありそう。
<騎手>大舞台での勝負強さに定評がある池添をプッシュ。先週の大阪杯は6番人気のモズベッロを絶妙な手綱さばきで2着にエスコートした。桜花賞は【1・3・0・3】と連対率57%。17年は伏兵のレーヌミノル(8番人気)で制すなど、相性がいい。新コンビとなるソングラインで今週も波乱を演じるか。名手・ルメールは【2・0・2・2】で複勝率67%。18年アーモンドアイ、19年グランアレグリアで連覇した。人気馬の騎乗が多いものの安定して馬券内に持ってくる。今年は阪神JF2着サトノレイナスで参戦。このコンビは素直に信頼したい。
<結論>アカイトリノムスメが本命だ。同舞台と相性抜群のディープインパクト産駒でキャリア4戦、前走クイーンC1着と推せる材料がそろった。超良血が4連勝でビッグタイトルをつかみ取る。相手は阪神JF2着から直行となるサトノレイナス。◎と同様にDI産駒で何より鞍上のルメールが心強い。それに続くのはチューリップ賞1着同着だったエリザベスタワー。池添の一発を秘めるソングライン、抽選突破ならククナも押さえる。