【津・ツッキー王座決定戦】寺田 G1で8度目V 近況イン苦戦も気迫で押し切り

2021年04月19日 05:30

ボートレース

【津・ツッキー王座決定戦】寺田 G1で8度目V 近況イン苦戦も気迫で押し切り
優勝カップを手にする寺田 Photo By スポニチ
 ボートレース津の開設69周年記念「G1ツッキー王座決定戦」は18日、12Rで優勝戦が行われた。強風の影響で安定板装着の一戦となったが、1枠の寺田祥(42=山口)がインから気迫の押し切りで人気に応え、通算8度目のG1優勝を飾った。2着は丸野一樹、3着は地元の豊田健士郎。
 レースは長岡がスタート展示、本番ともに2カドを選択。インからやや立ち遅れた寺田だが、スリット後に伸び返すとバックで迫った丸野を振り切ってVゴールを駆け抜けた。

 「(2カドは)仕方ない。逆に(長岡が)しっかりカベになってくれた。スタートの質は悪かったけど、そこからフルダッシュで多少の余裕はあった。最後(バック)は(丸野を)抑え込むしかなかった。あれが最善の選択」

 近況はイン戦で苦い経験をしてきた。3月福岡クラシック、4月宮島G1ではいずれも予選トップ通過を果たしながら、準優のイン敗退で優出を逃した。それだけに、今回に懸ける思いはいつも以上に強かった。

 「福岡、宮島と2連チャンでやっていたので。今節も予選最終日に逃げ切れてないので、少しよぎった。結果、勝てて良かった」

 気迫の走りでもぎ獲った8度目のG1タイトルは価値がある。「あと3つか4つぐらい勝たないと。そのぐらい勝つ気持ちでやっていく」と、まだ満足はできない。一つの課題を克服した寺田が、今度はさらに上のステージで最高の走りを披露していく。

おすすめテーマ

2021年04月19日のニュース

特集

ギャンブルのランキング

【楽天】オススメアイテム
`; idoc.open(); idoc.write(innerHTML); idoc.close(); });