【津・ツッキー王座決定戦】寺田 G1で8度目V 近況イン苦戦も気迫で押し切り
2021年04月19日 05:30
ボートレース
「(2カドは)仕方ない。逆に(長岡が)しっかりカベになってくれた。スタートの質は悪かったけど、そこからフルダッシュで多少の余裕はあった。最後(バック)は(丸野を)抑え込むしかなかった。あれが最善の選択」
近況はイン戦で苦い経験をしてきた。3月福岡クラシック、4月宮島G1ではいずれも予選トップ通過を果たしながら、準優のイン敗退で優出を逃した。それだけに、今回に懸ける思いはいつも以上に強かった。
「福岡、宮島と2連チャンでやっていたので。今節も予選最終日に逃げ切れてないので、少しよぎった。結果、勝てて良かった」
気迫の走りでもぎ獲った8度目のG1タイトルは価値がある。「あと3つか4つぐらい勝たないと。そのぐらい勝つ気持ちでやっていく」と、まだ満足はできない。一つの課題を克服した寺田が、今度はさらに上のステージで最高の走りを披露していく。