【NHKマイルC】ランドオブリバティ 慣れ親しんだハミで復活
2021年05月06日 05:30
競馬
同馬を語る上で避けて通れないのがホープフルSでの大逸走。今年に入ってから、金属枠が付いた逸走防止の特殊ハミ「ジェーンビット」を使用したが、本来の走りがなりを潜めてしまった。今回は昨年まで使用していた「トライアビット」に戻す。矯正力とリラックス効果を併せ持つ、慣れ親しんだハミだ。
条件替わりも復活を後押し。鹿戸師は「距離が少し短くなるし、操縦しやすいハミで折り合いが楽になるはず。左回りのワンターンは合っていると思う。切れる脚を使えるイメージもあるので東京の長い直線もいい」と話す。かつては、無敗の皐月賞馬とともに厩舎の二枚看板と目された逸材。「応援してくれる人がたくさんいる馬だから。いつも人気を裏切ってしまっているので、今度こその思いは強い。エフフォーリアと2頭でお互いに頑張ってほしい」。ガラリ一変あり。“単勝はどのくらいオッズがつくのかな?”と田井は早くも皮算用を始めていた。