【オグリの孫がデビュー(1)】JRAで唯一“芦毛の怪物”の血を引くレディアイコ 尾関師「ロマンある」
2021年06月17日 16:36
競馬
「オグリの子であるお母さんもウチの厩舎でやらせてもらいました。いいところはあったけど、脚元が弱くて1走だけで引退することになったんです。この子は小ぶりだけど、お母さん同様に持っているものはありますよ。走りからは一概にダートだけという感じもないですね。しっかりデビューして、頑張ってもらいたいです」
ミンナノアイドルの初子のストリートキャップ(牡9=父ゴールドアリュール、引退)はJRAで3勝。2番子のミンナノヒーロー(牡4=水沢・佐藤、父ゴールドアリュール)はJRAでデビューできなかったものの、4月25日に地方・水沢で待望の初陣。そこは惜しくも2着に敗れたが、5月9日に初勝利、24日に2勝目、そして6月25日に3勝目を挙げた。JRAに復帰できる条件をクリアしたので、いつかはレディアイコと一緒に走ることがあるかもしれない。
オグリキャップがデビューした笠松競馬は、調教師や騎手の馬券不正購入問題などで、1月から開催を自粛している。そんな中でミンナノヒーローとレディアイコが元気に競馬場を走ることは、オグリファンにとって大きな希望になるに違いない。まずは無事に、そして一つでも上の着順でゴールできることを願いたい。