前検日前日(9日)の川口優勝戦で今年2回目のV。いい流れで乗り込んできたのが岩見貴史だ。風が強く吹いた優勝戦。大外枠から得意のスタートを浮かせて失敗したものの、驚異的な追い上げで7車をさばき切ってみせた。これで7月23日の飯塚プレミアムカップ3日目から10走連続で着絡みと好調。「細々とした調整をずっとやっていたら上向き。先が凄くあって追いやすいですよ」と胸を張った。
G1、G2のタイトルを1つずつ保持して、SG初制覇の期待は膨らむばかり。「いやいや。(同期の早川)清太郎がそろそろ獲ると思うので、一緒に優勝戦に乗っていたいですね」。初戦(9R選抜予選)は絶好の2枠をゲット。得意の速攻からレースを引っ張る。