ハンデ戦のオープン、札幌11R・UHB賞は1番人気アヌラーダプラ(牝4=萩原、父キングカメハメハ)が2番手追走からV。大外一気タイセイアベニールの追い込みを鼻差抑えた。鞍上の横山武は「このクラスで足りると思っていた馬。力通りの結果」と振り返った。この日の札幌はまさに横山武デー。メインだけでなく、1~4Rを連勝し、午前中のレースをジャック。1Rからの開幕4連勝は、福永洋一(79年1月21日、京都)、浜中俊(13年3月9日、阪神)に続いてJRA史上3人目のタイ記録だった。
最終Rも勝った横山武は自己最多の1日6勝。「日々頑張っていることが結果につながってうれしい。昨年はクリストフに獲られた札幌、北海道リーディングを完全制覇したい」とさらなる活躍を誓った。なお1R以外からスタートした連続騎乗連勝については、父・横山典が05年11月5日の東京競馬で2~7Rを6連勝している。