【アルテミスS】ミント 桁違いの存在感
2021年10月26日 05:30
競馬
「レース前のイメージより切れのある走りを見せてくれましたね。マジメな馬で、走ることに対してマジメ。マジメすぎるぐらい。初戦は幼いシルエットでしたが、使ったことで良くなってきました」
レース内容から同じ左回りで長い直線で勝負できるアルテミスSが選択されたのは当然だろう。過去の優勝馬にはリスグラシュー(16年)やラッキーライラック(17年)がいて、昨年はソダシがここで3勝目を挙げ、桜花賞への道筋を立てた。
「前走と同じ左回り。長距離輸送も経験して不安なく使えますね。多少馬場が緩んで重たい馬場になっても対応してくれると思います」と大江助手。
天皇賞・秋に3頭を送り出す友道厩舎。まずは土曜メインで弾みを付けたい。鞍上には同レース連覇を狙う吉田隼が起用される。府中の直線をさわやかな風が吹き抜ける。