【京王杯2歳S】激変キングエルメス堂々押し切り!重賞初制覇

2021年11月07日 05:30

競馬

【京王杯2歳S】激変キングエルメス堂々押し切り!重賞初制覇
京王杯2歳Sを制した坂井騎乗のキングエルメス(右端)(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 米国遠征中の先輩ラヴズオンリーユーに届け!!矢作厩舎の後輩キングエルメスが見事な快走だ。5着に沈んだ前走クローバー賞から激変。18キロ増とボリュームアップした体を誇示し、2番手から堂々押し切り。札幌新馬Vから手綱を取る坂井は「スタートも良かったし、ハミも替えて気持ちがかみ合わなかった前走とは違ってました。馬体増は成長分。自信を持って正攻法で乗りました」と笑顔で振り返った。さらに「お世話になっているオーナーと自厩舎の馬で勝ててうれしいです」と自身のJRA重賞通算8勝目を喜んだ。
 重賞初VでG1獲りが視界に入った。鞍上は「距離は1F延びても。いい形で暮れ(朝日杯FS=12月19日、阪神)に向かえると思います。明日に勢いがつけばいいですね」と日本時間7日早朝に発走するBCフィリー&メアターフに挑む先輩ラヴズオンリーユーの快走を祈った。 

 ◆キングエルメス 父ロードカナロア 母ステラリード(母の父スペシャルウィーク)19年2月5日生まれ 牡2歳 栗東・矢作厩舎所属 馬主・広尾レース㈱ 生産者・北海道新ひだか町の木村秀則氏 戦績3戦2勝(重賞初勝利) 総獲得賞金4710万4000円。馬名の由来は王+ギリシャ神話に登場する青年神。父名から連想。

 【次走】京王杯2歳S3着ラブリイユアアイズは阪神JF(12月12日)へ。ラブリイユアアイズは引き続き団野が騎乗予定。

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