藤原辰師がラストレース「あっという間だった」、村田師に託す

2021年12月20日 05:30

競馬

 20日付で勇退する藤原辰雄師(69)が19日、調教師としてのラストレースを迎えた。中山、中京に4頭が出走。中山12Rのサンデイビスが4着と見せ場をつくった。最終レース後に花束を受け取り、騎手が集まって記念撮影。95年の開業から約26年の調教師人生を終えた藤原辰師は「今思えばあっという間だった。まだ若いつもりだったが体と気持ちのバランスが取れなくなった」としんみり。「あとは村田に託します」と、代わって新規開業する村田一誠師(42)にエールを送った。管理馬36頭は全て村田厩舎へ転厩する。

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