【ホープフルS】アスクワイルドモア ぐんぐん加速ラスト12秒3!武豊JRAのG1完全Vへ弾んだ
2021年12月24日 05:30
競馬
「併せて最後もしっかりとやった。普段通りの調整パターンできているし、動きも良かったよ。夏以来でも仕上がっているよ」
夏の北海道でデビュー。初勝利までに3戦を要したが、重賞挑戦となった前走・札幌2歳Sは後方待機策からメンバー2位の上がり3F36秒5で2着に追い上げた。指揮官は「前走は勝ち馬(ジオグリフ)が強かった。ただ、あの時点でのいいレースはできていた」と振り返った。今回は初めての長距離輸送、中山コースとなるが「ナーバスになる馬ではないし(輸送は)心配していない。コーナー4つのコース経験もあるし、適性のある条件だと思っている」と自信を見せた。
鞍上・武豊は先週の朝日杯FSを22度目の挑戦で初勝利。前人未到のJRAのG1・24レース完全制覇に挑む。先週CWコースでの追い切り(6F83秒0~1F11秒2で半馬身先着)に騎乗した武豊は「夏に乗った時は非力だなと思ったが、力強さが出てきた。調教も動いて成長を感じます。キャリアもあるし、(デビュー戦から)続けてずっと乗せてもらって、いろいろ分かっている部分もある」と好感触。「チャンスのある馬なので決めたいね」と“リーチ一発”を狙う。