【静岡記念】慎太郎 1年3カ月ぶり記念制覇、絶品の差し脚披露
2022年02月07日 05:30
競輪
小川―小倉が徐々に先行態勢に入る。吉沢―諸橋―郡司―佐藤が続いて浅井、荒井、伊藤の単騎3人は7番手以降。最終Bから吉沢―諸橋で捲るが小川も合わせて吉沢は不発。さらに郡司―佐藤も最終3角から踏み込む。吉沢の捲りに乗った諸橋が伸びるが、郡司の動きに乗った佐藤が外の郡司と内の諸橋の間を伸びて優勝。諸橋が2着。
佐藤は「(静岡GPはじめ連係実績豊富な)郡司君のセンスを全面的に信頼して、最終4コーナーまで集中した。久しぶりに優勝できた」と冷静にレースを振り返り、約1年3カ月ぶりの優勝の喜びを語った。
今年は和歌山記念、豊橋記念、高松記念と3場所走り、全て決勝戦進出。決勝は2、3、3着と抜群の安定感だ。「練習する時間がないので上積みはない。今までの貯金で走る」状態で今回を迎えていた中、優勝という結果を出した。「(今年も)グランプリに出たいというのではなく、(GPを)勝ちたいという気持ちで頑張る」と気持ちもさらに充実してきた。
《次走》優勝した佐藤慎太郎と3着の郡司浩平は取手G1全日本選抜(20~23日)、2着の諸橋愛は奈良記念(10~13日)。