【大垣記念】平原 完全優勝で連覇、捲り合戦制した
2022年03月14日 05:30
競輪
千両役者が手に汗握る捲り合戦を力と技でねじ伏せた。優勝を確信した平原はゴール後、右手で小さくガッツポーズ。「前々へ攻めようと思っていた。郡司かヤマケン(山口)の前には仕掛けたいと思っていた」と振り返る。「前の方を取って半分先行しようという気持ちでいたので、それが良い方向にいったのかも」と、勝負どころで4番手を確保するレース運びのうまさを存分に見せつけた。埼玉の後輩に前を任せて番手戦で勝ち上がり、ファイナルは自力勝負で見事4連勝。1月大宮以来、通算29回目の記念優勝を飾った関東の大黒柱は「3戦全部後輩の頑張りで勝ち上がらせてもらったし(決勝は)何としても力で勝負しようと思っていた」と胸を張った。
優勝した平原、2着山口、3着岩本の次走はG2・宇都宮ウィナーズカップ(18~21日)。