【中山GJ】絶対王者オジュウチョウサン 得意中山で11歳の快挙狙う
2022年04月15日 05:30
競馬
そう、起伏の激しいホーム中山の障害といえば、オジュウの庭だ。2走前の中山大障害は3馬身差の圧勝劇。向正面で早々に先頭に躍り出て、執拗(しつよう)にマークするブラゾンダムールを力任せにシャットアウトした。中山の障害GIはグランドJ5勝、大障害3勝の計8勝。石神は「こんなに長い期間一線級で戦える馬はいない。エコな跳び方というか、体の柔軟性が凄い。股関節と体の使い方が他の馬よりも明らかに柔らかいので跳んだ時の衝撃が逃げるんだと思います」と類いまれな身体能力を称賛する。
11歳以上の馬がJRA重賞を勝てば、11&12歳時に中山グランドJ(06、07年=同馬は10歳時の05年も含めて3連覇)を制したオーストラリア馬カラジ以来。JRA所属馬としては史上初の快挙を目指す。