女性ルーキー・今村聖奈(18=栗東・寺島)は小倉2Rを1番人気イプノーズ(牝3=大久保)で楽々と逃げ切り、小倉競馬場で初勝利を挙げた。今村は「強い内容だったと思います。私は何もしていないし、スピードに乗って気分を害さないようにリズム良く運びました。直線も余力のある形でゴールできましたね」と笑顔で回顧。先週、連続週勝利が7週でストップしたが、開催替わりで新人トップの17勝目を挙げた。「チャンスのある馬に乗せていただいて感謝したいと思います」と勝利をかみしめる。
3日の小倉メイン・CBC賞は有力馬テイエムスパーダとのコンビで重賞に初挑戦。土曜の競馬開催前には金曜輸送で現地入りしていたパートナーの元へ駆けつけ、角馬場での調教にまたがった。
今村は「こっちに入ってから馬がレースのモードに入っていると担当の方から聞いていましたので、心身共にリラックスすることを目的に運動しました。そこまで気負わせずに調整を終えることができたかなと思います」。“大好きな小倉”で鞍上は重賞初騎乗Vを目指す。