【プロキオンS】ラーゴム 二刀流重賞制覇へ!余裕残して1馬身先着、小倉初起用も56キロは好材料

2022年07月07日 05:20

競馬

【プロキオンS】ラーゴム 二刀流重賞制覇へ!余裕残して1馬身先着、小倉初起用も56キロは好材料
団野を背に併せ馬で追い切られたラーゴム Photo By 提供写真
 「第27回プロキオンS」(10日、小倉)追い切りではラーゴム(牡4=斉藤崇)が出色の動きを見せた。
 二刀流ホースのラーゴムが実戦を想定した最終調整で万全の態勢を整えた。追い切りは団野(レースは鮫島駿)を背にCWコースへ。バーデンヴァイラー(4歳オープン)の先導役を務め、3馬身先行する形でスタート。斉藤崇師は「先行させてハミを取るように調整を重ねている。後ろから(パートナーが)来たら、負けないように脚を伸ばしていました」と説明した。

 直線で馬体を併せ、ゴーサインが出るとスッと加速。最後は手応えに余裕を残し、6F81秒9~1F11秒3で1馬身先着した。トレーナーは「今朝の動きも良かった。順調に乗り込めてここを目標にうまく仕上がりました」とうなずく。

 ダート転向2戦目の吾妻小富士Sは重量58キロを背負いながら首差の接戦をものにした。「オルフェーヴル産駒はダートで結果を出しているし、この馬もパワーがある。前走は小回りだったので、折り合いを気にせず出して行ってほしいと指示。直線、かわされる場面はあったが、盛り返したのは能力の高さだと思います」と高く評価した。

 小倉は初起用となるが、前走と似た小回り1700メートル戦に加え56キロも好材料。昨年きさらぎ賞に続く2つ目のタイトル獲得なら、クリンチャー(18年京都記念&20年みやこS)以来の芝・ダート重賞制覇。指揮官は「精神的に落ち着きが出てきた。競馬ではムキになって行くけど、それがこの馬らしさでもある。前回のように積極的な競馬をしてほしいと思います」と本番を見据えた。砂路線で軌道に乗った二刀流ホースが自信を持って小倉へ乗り込む。

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