【プロキオンS】メイショウウズマサ 雨予報味方に今度こそ、安田隆師「3キロ減れば全然違う」

2022年07月07日 05:20

競馬

 【東西ドキュメント・栗東=6日】荒れるプロキオンS。小倉施行の昨年はとびきり。メイショウカズサの変わり身を警戒していたオサムもさらに人気薄の逃げ馬2頭を引き連れての決着は読めなかった。3連単は200万円に迫った。
 その昨年、果敢な逃げで3着。結果的に露払い的存在に甘んじたメイショウウズマサが雪辱に燃えている。最終追いはCWコースの併せ馬で調整。輸送を考慮し加減したが、1週前の坂路が抜群。闘魂が注入され4F52秒4~1F11秒8。明らかな勝負仕上げだ。

 「そう、去年と同じローテーション。前走は59キロを背負ってよく頑張っていた。相変わらず攻め馬は動いているし、3キロ減れば全然違うでしょう」と安田隆師はニヤリ。昨年は57キロだったアハルテケSで4着。今年は59キロの酷量を背負って3着だ。さらなる地力強化は間違いない。

 「雨が降って速い時計でも大丈夫。先手を取って行き切れるようなら」と指揮官。週末の小倉は雨予報。道悪歓迎。“戻り梅雨”がこの馬には吉と出そうだ。

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