【中京記念】カテドラル 昨年同様に安田記念惨敗から反撃
2022年07月19日 05:10
競馬
《前走着順》前走2桁着順の馬が【3・3・0・40】と爆穴を演出。13年フラガラッハは前年覇者、19年グルーヴィットは中京コースのファルコンS2着の実績馬、20年メイケイダイハードは全4勝中2勝を阪神で挙げているコース巧者だった(同年は中京記念が阪神で施行)。「前走惨敗のコース巧者の一変」が狙い目の一つ。一方で、前走1着馬も【3・1・5・12】と調子も重要。3頭の勝ち馬は12年5番人気フラガラッハ、15年6番人気スマートオリオン、17年5番人気ウインガニオンと前走がフロック視され、中穴扱いだった。「不当評価の前走好走馬」にも狙いが立つ。
《ハンデ》実績組が強い。重量別で勝率10%を超えているのは、56・5キロ【1・0・0・1】、57キロ【4・1・2・18】、58キロ【1・0・1・3】のみ。頭数が多い54キロ【1・1・1・20】、55キロ【1・1・1・19】、56キロ【0・5・3・28】は厳しい数字が並ぶ。軽量勢は52キロ【1218】が健闘している。
《性齢》混戦だけに経験がものをいう。5歳【6・7・3・47】が圧倒的な数字。6歳【3・1・3・31】もいい。4歳は【0・0・4・14】と連対なし。21世紀に入ってから牝馬は一度も勝てていなかったが、今年と同じ条件で施行された昨年にアンドラステが22年ぶりの優勝を果たしているので、性別は気にする必要はないだろう。
《結論》カテドラルは前走・安田記念18着も昨年2着の実績あり。思えば昨年も安田記念惨敗で人気を落としてからの巻き返しだった。前走2着と好調な5歳馬ベレヌスもそこまで人気がしないなら狙い目か。小倉では馬券圏内を外していないコース巧者でもある。