すごいぞ今村聖奈 女性年間最多タイ43勝!!ルーキーイヤーに快挙、19年藤田菜七子に並んだ

2022年10月22日 16:03

競馬

すごいぞ今村聖奈 女性年間最多タイ43勝!!ルーキーイヤーに快挙、19年藤田菜七子に並んだ
<新潟12R・3歳以上1勝クラス>レースを制し笑顔を見せる今村(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 女性新人騎手の今村聖奈(18=寺島)が22日、女性年間最多勝に到達した。
 JRA通算42勝で迎えた今週は、先週に続いて新潟で騎乗。12R・3歳上1勝クラス(ダート1200メートル)でスカイナイル(牝4=牧浦)を1着に導いた。これでJRA通算43勝とし、藤田菜七子が19年にマークした女性年間最多勝の43勝に並んだ。ルーキーイヤーながら、日本の競馬史に名を刻む大活躍だ。

 7月3日にはG3・CBC賞のテイエムスパーダで、女性騎手としては初めて重賞初騎乗初制覇の偉業を達成。夏場にハイペースで勝ち星を積み重ねる一方で、9~10月にかけて4週連続で勝てない苦しい時期もあったが、ここにきて再び進撃を見せている。

 CBC賞後には「デビューした時から夢と希望と感動を与えられるレースを贈りたいと思っていた」と話していた18歳。さらに腕を磨き、これからもファンに夢と希望と感動を与えるレースを演出する。

 ▼今村のコメント 「菜七子さんがマークした時とは重みが違います。私は4キロ減ですし、比べる値ではないと思います。大きな話題として周りに取り上げていただく度に、そう思っていました。他の同期も頑張っていますし。ここまでの勝利の半数以上は馬の力によるものが大きいです。自分ではうまくいったと思っても、コーナーで膨らんでいたり反省点が多い。まだ粗削りな部分が多いですが、4キロ減が補ってくれていると思っています。現状に満足せず、もっと『うまくいった』と言えるレースを増やしていきたい。明日もたくさんいい馬に乗せていただいています。新潟は関東馬の依頼も多いですし、もっといいレースをすれば今後につながっていくと思っています。しっかり向き合ってレースに臨みたいと思います」

 ◇今村 聖奈(いまむら・せいな)2003年(平15)11月28日生まれ、滋賀県出身の18歳。栗東・寺島厩舎所属。今年3月にデビューし、同13日の阪神8R(ブラビオに騎乗)で初勝利を挙げた。父・康成氏は元騎手で現在、飯田祐厩舎の調教助手。特技はボールペン字。1メートル59、47キロ。

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