【エリザベス女王杯】ウインキートス 伸び強烈!宗像師は雨予報歓迎「阪神内回りは全く問題ない」

2022年11月10日 05:30

競馬

【エリザベス女王杯】ウインキートス 伸び強烈!宗像師は雨予報歓迎「阪神内回りは全く問題ない」
ポリトラックコースで追い切るウインキートス(撮影・郡司修) Photo By スポニチ
 【東西ドキュメント・美浦=9日】午前7時の調教開始から30分後。ウインキートスは他の馬がいない閑散とした時間帯、ポリトラックコースに出てきた。これだけ頭数が手ごろなら小田も見逃さない。宗像師は3週連続で同コースに入れた理由を事前に説明していた。「(通常の)ハロー直後のWコースで馬が多い時だと、この馬はごねたりして対応できない面がある。だからポリトラックに入れてます」。
 8馬身前を行くヤップヤップヤップ(6歳障害未勝利)を一瞬で抜き、5馬身差で先着。5F65秒0~1F11秒0。力感あふれる強烈な伸びに「息遣いも良かったですし、体もできていますね」と満足そうだ。
 松岡は厩舎スタッフに調教は任せ、決戦を待った。デビュー2戦で騎乗後、20年土湯温泉特別で1着。2走前の目黒記念(3着)で再々タッグ。オールカマー(3着)でも底力を示し、G1舞台に挑む。「元々、高い素質を感じていました。僕のケガで乗れない時期もあったけど、また乗せていただいて…。いい意味で変わらない。センスの良さが長所。阪神内回りは全く問題ない。馬場は悪くなってもこなせます」。

 雨予報OKのゴールドシップ産駒。「僕が乗ると3着が多いみたいで。それでも3着なら、馬券はつくでしょ!?」とファン心理をくみ取るように笑った。なるほど、松岡が乗った5走中4走で3着。3着付けが妙味?小田は現実的馬券作戦を描く一方、もっと高評価が必要では…と熟慮していた。

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