【エリザベス女王杯】ウインマイティー 精神面の成長実感、五十嵐師「楽しみです」
2022年11月11日 05:30
競馬
20年オークス3着の実績馬。だが、秋華賞9着での出来事がトラウマとなり、心を閉ざした。「3角過ぎで内外から挟まれて、怖い思いをした。そこから競馬でも調教でも他馬がそばに来たら逃げ回るようになった。どうしたもんか…悩んだね」と振り返る。
恐怖心をなくすことが大事。調教では混雑する時間帯を避けるなど試行錯誤を重ねた。指揮官は「坂路の調教をやめてポリトラック主体に替えた。それがはまったのか少しずつ走る方に気持ちが向いた。今では恐怖心を克服できたと思っている」と自信の口ぶりだ。「人には言わなかったが腹の中ではずっと重賞を勝てる馬だと信じていた。楽しみです」。陣営は確かな手応えをつかんでいる。