【エリザベス女王杯】“逃げ宣言”ローザノワール 過去最高の出来!西園正師「中間の動きは素晴らしい」
2022年11月11日 05:30
競馬
春のヴィクトリアMは18番人気ながら4着に逃げ粘った。「勝ったと思ったよ。あの時は震えたね」。逃げ馬に人気はいらない。前走の敗戦でマークが薄くなれば再びアッと言わせる可能性もある。6歳牝馬ながら今がピークと思える状態。最終追いの坂路でマークしたラスト1F11秒9は自己最速タイだった。「中間の動きは素晴らしい。今までで一番じゃないか」と仕上がりに太鼓判を押す。
登録していた同型のシャムロックヒルが補欠の1番手で福島記念へ回ったのも追い風になる。こちらは、この日のCWコースで最終追い切りを行い、6F85秒8~1F11秒5で軽快に駆け抜けた。佐々木師は「凄く状態はいいね。52キロで気分良く行ければ一発があっていい」と不敵な笑み。日曜の2重賞は“原点回帰”の逃げ推しで勝負したい。