阪神8R・京都ジャンプSは単勝1.7倍の1番人気に支持されたホッコーメヴィウス(セン6=清水久、父ダイワメジャー)が主導権を握り続け、最後は7馬身突き放した。障害重賞は3勝目。黒岩は「きつかった。最初のコーナーで2頭くらい来て、結構なプレッシャーがあった。勝負どころで、やられるかなと思ったが底力と根性を見せてくれた。馬には頭が下がります」。清水久師は「簡単にこの馬のレースはさせてもらえません。それでも最後は離して勝ってくれた。この後は馬の状態と相談ですが中山(大障害)も頭に入っています」とクリスマスイブの大一番を見据えた。
◆ホッコーメヴィウス 父ダイワメジャー 母ホッコーメモリー(母の父ダンシングブレーヴ)16年4月15日生まれ セン6歳 栗東・清水久厩舎所属 馬主・北幸商事 生産者・北海道浦河町の高昭牧場 戦績38戦6勝(重賞3勝目) 総獲得賞金1億9800万5000円。馬名の由来は冠名+人名。