東京5R(芝1600メートル)はディープインパクトのラストクロップ(最終世代の産駒)にあたるライトクオンタム(牝=武幸)が2馬身半差つけて逃げ切った。426キロの小さな馬体でも父譲りの軽快なフットワークで後続を完封。ルメールは「さすがディープインパクトの子。いい走りをしています。乗りやすいし能力がある。今後はさらにパワーアップしてほしい」と評価した。
武幸師も「きゃしゃだがセンスがいい。重たい馬場は向かないので阪神ではなく東京でデビューさせた。大事に使っていきたい」と語った。国内で血統登録されているディープインパクトのラストクロップは6頭。ライトクオンタムは9月に新馬勝ちしたオープンファイアに続く2頭目のデビューとなった。海外のラストクロップには10月22日に英2歳G1フューチュリティTを勝ったオーギュストロダン(牡=A・オブライエン)がいる。