福永祐一 調教師としての目標「馬にとってベストの選択ができる調教師でありたい」
2022年12月08日 05:30
競馬
――家族の支えは大きかった。
「一番、相談したのは妻です。母も合格したことを凄く喜んでいました。父・福永洋一という偉大な騎手がいたからこそ、たくさんの人にサポートしてもらえた。父なくして、自分はあり得ない。今も健康でいますし、いい報告ができれば」
――たくさんの名馬に乗った経験が強みになる。
「コントレイルで経験を積ませてもらったことは大きい。藤原厩舎や友道厩舎などトップ厩舎に乗せてもらう中で、G1馬をつくっていくこともさせてもらえた。調教師になっても生かせると思います」
――今後のプラン。
「来年2月末まで騎手免許を有していますし、そこまでは騎乗したい。その後は生産牧場や育成牧場、海外を含めて、いろいろなところを見て、経験を積んでいきたい」
――目標と抱負を。
「一頭に深く関わりを持てる責任のある仕事に就くことができるので、競走馬にとってベストの選択ができる調教師でありたい」