2番人気タイトルホルダーは9着に失速した。先手を奪い、中盤はうまくペースダウン。絶妙ラップに思えたが最終4角で後続にのまれると粘る脚はなかった。
横山和は「リズムは悪くなかったが、出脚が鈍い感じだった。直線も手前を替え切れていなかった。期待に応えられず申し訳ない」と無念の表情。栗田師は「いい時はもっと推進力があるが最初の行きっぷりが悪かった」と同様の敗因を挙げた。そして「ファン投票1位で注目していただいたのに申し訳ない。中間の雰囲気は良かった。ただ、中山は馬場の内と外の差もあるので踏ん張れなかった。そこは今後、克服しないと」と反攻を誓った。