20年の浜名湖(優勝)→21年の福岡(3着)に続き3年連続ファイナル1号艇だった平高奈菜(35=香川)はインからトップスタートを決めたものの、田口節子に差され2着。前回、同じ2号艇から捲りを決められた相手に屈し、史上初の連覇を許す結果となった。
「1マークは舟が向かなかった。進入で水をもらったこともあるけど…。いつも通りハンドルを切ったら、フワッと舟が浮いた。回ってなかったと思う。特訓から足は出ていたけど、進入が深くなった分、回転の上がり切りが悪かった。(このレースの優勝戦で)3回連続インだったのに勝てず、もう勝てないのでは…」と自嘲気味に話したが「来年また一からやっていきます」と最後は気持ちを切り替えていた。