【川口・スーパースター王座決定戦】鈴木圭一郎6年ぶり王座奪回 トップS圧逃 青山の4連覇阻止

2023年01月01日 05:07

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【川口・スーパースター王座決定戦】鈴木圭一郎6年ぶり王座奪回 トップS圧逃 青山の4連覇阻止
<SS王座決定戦>レースを制した鈴木は優勝賞金のボードを頭上に掲げる(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 埼玉県・川口オートレース場の「スーパースターフェスタ2022」は31日、最終日12RでSG「第37回スーパースター王座決定戦」(優勝賞金3100万円)が行われ、3号車の鈴木圭一郎(28=浜松)が3枠トップスタートから10周回を逃げ切って優勝した。16年以来2度目のスーパースター制覇。通算12回目のSG優勝となった。2着は有吉辰也、3着は松尾啓史。大会4連覇を狙った青山周平は4着に敗れた。
 怪物青山の偉業を阻んだのはNo・1、圭一郎の底力だった。3枠から勢い良く飛び出して主導権。周回を重ねるごとに差を広げていった。上がり3秒308の“川口独り旅”。後続を50メートル近くぶっちぎってゴールを駆け抜けるとガッツポーズが飛び出した。

 「今朝、負けた夢を見て悔しかったので勝てて良かったです。(道中は)きつくてきつくて必死でした。夢と合わせて20周していますからね」。前年に続いて3枠を選択。16年、川口で史上最年少G1優勝を達成したラッキーカラーだ。「結果が出たので正解だったと思う。SGは(3枠以外で)全部獲っているのでこれでコンプリートだと思う」と喜びをにじませた。

 22年はオールスター(川口)を制し、22年度後期適用ランクで6期ぶりに全国1位を奪回。4年ぶり4回目の賞金王も確定した。それでも「反省しなければいけないこととかたくさんある。それをクリアして進化していきたい」。現状に満足しない男が新年もオートレース界を引っ張る。

 ◇鈴木 圭一郎(すずき・けいいちろう)1994年(平6)11月30日生まれ、東京都出身の28歳。ポケバイ、ミニバイクを経て、13年7月、32期生として登録。同期に鈴木宏和、小林瑞季、吉原恭佑、長田恭徳ら。SG12V、G113V。今回が通算63度目の優勝。趣味は魚釣り、車。妻は33期の吉川麻季。1メートル59、50キロ。血液型A。

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